発航前の点検 | 学科  ボート免許の取り方 

3-3 発航前の点検

1 船体の点検
(1)係留状態及び係留ロープ損傷の有無
(2)船体の損傷の有無
(3)推進器(ドライブユニット)の損傷の有無
(4)プロペラの損傷、変形等の有無
(5)船体の安定
(6)浸水の有無
(7)荷物の積み付け状態
2 一般備品の点検
(1)海図などの水路図誌・航海用具
(2)無線電話、無線電信
(3)法定備品以外の備品、部品や工具
(4)水、食料
(5)医薬品
3 法定備品の点検(「」内は、航行区域が沿海のもの)
(1)係船設備1)係船索(ロープ)2)アンカー(いかり)3)アンカーチェーン又は索(ロープ)
(2)救命設備1)小型船舶用救命胴衣「小型船舶用膨張式救命筏又は小型船舶用救命浮器」有効な信号設備を備える場合は不要2)小型船舶用救命浮環又は小型船舶用浮輪3)「信号紅炎」4)小型船舶用信号紅炎携帯電話(航行区域がサービスエリア内)等有効な無線設備を備えるものは不要5)「小型船舶用自己点火灯」「小型船舶用自己発煙信号」「小型船舶用火せん」「発煙浮信号1個」6)「小型船舶用EPIRB」「小型船舶用レーダートランスポンダ」長さ12m未満は不要
(3)消防設備1)小型船舶用粉末消火器又は小型船舶用液体消火器無人の機関室には自動拡散型の消火器を備えること(この場合は1個減じてよい)赤バケツ等を備えるものは消火器を1個減じてよい
(4)排水設備1)「ビルジポンプ」2)バケツ及びあかくみ(ビルジポンプを備えている場合は不要)
(5)航海用具1)汽笛及び号鐘(全長12メートル未満は不要)2)音響信号装置(汽笛を備えるものは不要、笛でもよい)3)「双眼鏡」「ラジオ」「コンパス」5)船灯①マスト灯又は前部灯 ②げん灯又は両色灯 ③船尾灯 ④停泊灯 ⑤紅灯6)黒色形象物(12メートル未満は不要)7)「国際信号旗:N旗、C旗」8)「海図一式」
(6)一般備品1)ドライバー2)レンチ又はモンキーレンチ3)プライヤー4)プラグレンチ(電気点火機関に限る)
4 装備品の点検
(1)法定備品等の装備品が整備されているか、有効期限などが切れていないか
(2)いつでも使用できるように適切な場所に配置されているか
5 機関の点検
(1) ビルジ
ビルジが船底に溜まっていないか、ビルジに油分が混じっていないか視認点検
(2) エンジンの取り付け
エンジンの取り付けボルトの緩みや錆がないか、視認及び手触点検
(3) 海水フィルター
異物が入っていないか、目詰まりはないか視認点検
(4) エンジンオイル
オイルレベルゲージを使用し、油量、色、粘度を視認及び手触り点検
(5) ギアオイル
オイルレベルゲージを使用し、油量、色、粘度、異物の混入の有無を、視認及び手触り点検
(6) 燃料コック
開閉を視認及び手動確認
(7) 燃料フィルター
ゴミや異物がないか、また水が溜まっていないかを視認確認する。
(8) セジメンター
水が溜まっていないか、混入していないか視認確認
(9) 燃料系統(配管等)
漏れはないか、視認及び手触確認
(10)Vベルト
損傷、たわみ、ゆるみ等、視認及び手触確認
(11)冷却清水
清水タンクのキャップを開け視認、リザーブタンクのあるものはタンクの目盛りにより清水量を視認確認
(12)バッテリー
ターミナルの緩み、電解液の量、本体の取付け、視認及び手触確認
(13)メインスイッチ
入(ON).切(OFF)を視認、又は作動確認
(14)キングストンバルブ(海水取入れ弁)
手動で開閉を確認
(15)パワーステアリングオイル
オイル量目盛りを視認確認
(16)燃料油量
燃料計又は燃料表示目盛り(燃料ゲージ)を視認確認